健康診断
当院では郡山市の健康診査実施医療機関として1か月・4か月・10か月健診を、またその月齢だけでなく、任意(有料)の健診も実施しております。健診の目的は『発育・発達の適正な評価』『育児環境のチェック』『育児不安の解消』であり、子どもの発育・発達の節目、その時期に合わせて健診は用意されています。
当院では、医師を中心に助産師・看護師・保育士・管理栄養士が健診に立ち会い、育児に対するアドバイスや必要な情報の提供・支援をし、お子さんの健康だけでなく、お母さんのさまざまな不安を解消し、楽しく子育てができるよう多方面からサポートいたします。
ご予約について(完全予約制となります)
ご予約については、WEBにて予約を承ります。
一般外来とは別に予防接種室専用の診察室で実施しています。
事前予約制となります。
WEB予約についてはこちら
※診療予約・受付予約システムに遷移いたします。
・健診を受けられる方への問診票
問診票ダウンロード
※出生から現在のお家での様子を記入する用紙になります。健診時に問診を活用させて頂きます。ダウンロード印刷し、記入してご持参ください。
また、WEB予約から進んでいただいても同様の問診票入力画面へと進みます。
お忘れの際は来院した際にお渡しし、待ち時間に記入していただきます。
予約状況や医師の不在によりご希望通りお取りできない場合もございます。
あらかじめご了承ください。なお、日程につきましてはカレンダーをご確認ください。
当日の持ち物
・マイナンバーカードまたは保険証
・こども医療受給者資格証
・診察券
・母子手帳
・すくすく手帳(4・10か月健診)/1か月健康審査票(1か月健診)
※ご家庭で記入をしてから、来院をお願いいたします。
来院時の注意事項
・予防接種・健康診査は一般外来とは別の診察室で対応いたします。
・当日具合が悪い場合には、実施出来ない場合があります。
・流行性感染症に罹患した方に接触した可能性がある時は、実施出来ない場合があります。
・健診の1時間前までに、ミルクや食事を済ませておいてください。
ブックファースト事業
家庭での“読み聞かせのきっかけ“として、当院では4か月、10か月健診にいらしてくださったお子さまに絵本をプレゼントしています(定期予防接種を受けている方のみ)。
赤ちゃんや子どもに絵本を読む意味ってあるのかな?読んでもわからないんじゃないのかな?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、大好きなご家族の声はちゃんと届いています。特にママの声は、お子さんがお腹の中にいる時から“この声はママだ!”と認識しているそうです!赤ちゃんって産まれた瞬間からすごいのです。
「どう絵本を読んだら良いかわからない」と悩まれる方もいらっしゃいますが、お子さんはちゃんと声やリズムを心地よく感じているので、上手に読もうと意識しなくても大丈夫です。大切なのは、絵や“ことば”を一緒に楽しむ時間を共有することです。
ヒトが言語を習得する過程において重要なのは、肉声が届くことです。タブレットやテレビなどからの一方的に流れてくることばからは、言語の習得ができません。人の声の抑揚や、お子さんから発せられたことばに応じてことばを返す双方向のやりとりが、ことばの理解や語彙が増えることにつながります。ことばは、人とのやりとりの中で初めて育つものと言語発達の研究からわかっています。
その他にも、自己肯定感を高められる、親子の絆が深まる、想像力を高める、感情の発達を促すなど絵本には様々な可能性がいっぱい詰まっています。震災後、院長が積極的に行ってきた活動の一つに、絵本の読み聞かせ活動があります。震災後の不安ばかりの毎日の中で、一つの明るい光を点してくれたのが、実は絵本の読み聞かせでした。読み聞かせのその一瞬、聞いている人の心の中は落ち着き、絵本の物語に勇気をもらって涙した大人も少なくはありませんでした。また、例えば毎日寝る前に子どもが読み聞かせをしてもらうと、ちょっとつらかった一日であってもリセットされることや、お父さんが読み聞かせることが父子の絆を強めることも分かりました。
院内には沢山の絵本や本があります。スタッフおすすめの一冊も紹介していますので、まずは大人の方が絵本や本に触れる機会を多く作って欲しいです。素晴しいことを沢山もたらしてくれる絵本と出会えるきっかけづくりのお手伝いを、当院では今後も行なっていきたいと考えています。
